イノセント・パニック 3
**************************************************
改めて紹介された見目の良い青年達を前に、ルージェは、はっきりそれと判る位に混乱していた。
今時レトロな暖炉から木の枝が爆ぜて、火の粉を飛ばす。
沈黙が続く空気の重たい室内で、炎の舞音だけが鮮やかに耳に届く。
「………一概には、信じられない」
悪友から一通りの説明を受けた人形師は、勘弁してくれ、と、言わんばかりに頭を抱えて、本日二十回目の溜息をついた。
「そのうち、嫌でも信じる気になる。
お前がどう認識していようが、現実が現実として目の前に在る以上はな」
淡々と語る友人も、記憶よりは些か大人びており、そして性格の良さに拍車がかかったように思える。
「俺に…どうしろって…」
はぁ、と。
二十一回目の溜息と共に、我が身に降りかかった自覚のない災難を呪うルージェだ。
「とりあえずは、ここでツバメと生活すればいいだろ。記憶なんて何時戻るとも知れんのを、あてしててもしょうがあるまい?」
「……………お前、ホント他人(ヒト)事だな?」
「俺が親身になることで状況が改善するものなら、幾らでも相談にのってやるが?」
「………もう、いい。」
長いつき合いだ。いい加減相手の性格も把握しているので、これ以上の問答は意味を成さないことも、よぉっく解っている。
半ば、自棄気味に美貌の人形師は悪友を追っ払うようにした。
「迷惑をかけたな、後は自分でなんとかするさ」
「――そう不貞るな。また少ししてから様子を見に来る」
「結構だ」
ぴしゃりとカシスの心遣いをはね除ける態度は、一見酷く冷淡に見えるが、そうではなく……ただ単に、意固地になっているだけだ。
「マスター…」
寂しげに名を呼ぶのは、上品な顔立ちをした、翡翠の青年。名を、アレンと紹介されたが……応える術もなく、気難しい人形師は視線を逸らせた。
「……ッ、」
すると、痛々しいまでの反応でアレンは息を呑む。そして、言いかけた言葉を押し込んで、黙った。
他の者も同様に、一言も発せず、俯いてばかりいる。
(……どーにもならねェな、こりゃ…)
面には出さずに、心の内で肩を竦めるカシス。だが、これ以上自分がここにいて出来ることは何もないのだ。面倒な事後処理も残っている事であるし――、
「じゃ、俺は帰るからな。
何かあれば連絡してくれればいい、――少しは、俺にも責任のあることだ」
そう言い残すと、いい加減そうに見えて結構面倒見の良い性格をしている友人は、立ち去ってしまったのだった。
**************************************************
カシスが去り、十分程は誰もが石像の如く微動だにせずいた。
その無言の圧迫に耐えきれずに席を立ったのは、――この館の主である青年だった。
「…部屋に戻る。
一応、お前達もこの屋敷の住人のようだしな、好きにすればいいが…俺には干渉してくるな。
――記憶なんてな、戻らないならそれで俺の方には不都合はない。
……厄介事は迷惑だ」
声を荒げるでもなく、険を籠めるわけでもなく、淡々と綴られた言葉はひたすらに三人の胸を抉った。
「…マスター…、記憶が戻らなくって…いいって……。どうして……?」
信じられぬモノを見るように、驚愕の表情で見上げてくる琥珀の輝きに向かい、過去の一部を失い、見知らぬ人と成り果てた人形師は吐き捨てた。
「……カシスが…あいつがいれば大概はなんとかなるからな。特に困ることもないさ」
視線すら合わそうとせずに、明らかな拒絶の態度で応じるマスター、いや――、
「それに、俺を『マスター』なんて呼ばないでくれ。
……俺はお前達の主人じゃない」
そう、呼ぶことすら禁じられて。
「……では、なんとお呼びすれば宜しいですか?」
心を押し潰されそうな哀しみに琥珀の瞳一杯に涙を溜める赤毛の青年に代わり、同じく胸を痛めていることには変わりないだろうが、幾ばくか冷静なアレンが尋ね返した。
「『マスター』以外ならなんとでも…好きに呼べばいい」
「……わかりました」
怜悧な刃の切っ先にも似た美しさの青年は、ただそれだけ言い残し消えたのだった。
**************************************************
かつて【ピノッチア】と呼ばれた青年達は、沈痛な面もちのまま顔をつき合わせていた。
今この場において彼らの頭を悩ませ、胸を痛ませるのは、最愛の人の存在だ。
偶発的な事故により招かれた悲劇は、彼らの平穏を踏み荒らし、食い千切った。
「何の冗談かと思ったんだけどな。――現実か…」
絵に描いたような耽美な風貌をした、最も華奢な体躯の青年がぽつりと零した。
その台詞は、ランパートが感じる絶望的な哀しみと、アレンが抱える狂気めいた衝動を代弁していた。
「……どう、するよ」
日に焼けた健康的な二枚目の赤毛青年が、誰とも無しに呟く。
まるで、うち捨てられ雨に打たれる子犬の風情で、この場に居合わせる誰よりもやるせなさを顕わにしていた。
「……どうするも何もないな、実際。
マスターはここ数年の記憶を失くしてしまって、僕たちの事は何一つ分からない――どころか、明らかに不審人物扱いだ」
「――そうだね、それに……マスターの印象が随分……」
「昔のマスターってあんな感じだったのかな」
幼い、それこそ赤子の時分から育てられたお陰で、マスターとは最初から『家族』というカテゴリ内で括られていた。
親代わりである人形師が内包する本質的な排他的思想と、無慈悲な迄の冷徹さは、彼らとて本能的に薄々感じていた部分はある。
しかし、実際のマスターは何処までも優しく包容力に満ち、限りない慈愛の眼差しを育て子である彼らへ注いでくれたのだ。
理解してはいても、実感は湧いてなかった、人形師【ルゼルシェ・トーン】としての顔。
それを急に鼻先に突きつけられ、基本的に甘やかされて育ったお子さま達はどうしていいのやら、狼狽えるばかりである。
「……気は進まないけど……、カシスさんに相談しようと思うんだけど。僕は」
やおら、憮然とした面もちでアレンが切り出した。余程、例の軽薄なマスターの古友が気に入らぬとみえて、不愉快そうだ。
「カシスに?」
「マスターの古馴染みだからね、昔の事とか、色々きかせてもらいと思って」
「………そういえば、俺達ってマスターの昔のこととか、な〜んにも知らねーよな」
ふかふかのソファ。リーフ模様の上品な掛け布はマスターと一緒に選んだ品だ。それにごろりと寝転がると、ランパートは、はふっ、と息を吐いた。
「それは仕方ないな。
僕たちはマスターの過去になんて興味無かったし、訊こうともしなかった。マスターも……何も言わなかったし」
愛しきマスターと共に在る日々は、鮮やかに輝いて、過ぎていった。
互いの存在への疑問も、過去への執着も、一つの翳りも無く、ただここに在る歓喜だけを感じあった毎日は――随分と、昔の出来事のようだ。
「…兎に角。今は下手にマスターに接触することは避けよう。マスター自身も、余り僕たちに好意的じゃないみたいだしね。
――…難しい問題だから、性急になるのはよくない…」
三人の内、リーダー的な存在の穏やかな美貌の青年が、そう二人へ言う。
「えぇ〜っ、じゃあ暫くマスターに触るなって事かよ…」
如何にも不満そうにふてるランパートに、アレンは貴公子然とした微笑みを浮かべた。
「言っておくけど、我慢してるのは君だけじゃないからねランパート。それ以上文句垂れてると……」
ギラリと、不穏な気配を纏うアレンに、ランパートは慌てた。
「っ! わ、わ、わかった。もう言わないッ、言わないから!」
勢い良く首を横にする赤毛の青年に、にっこりと翡翠の青年は機嫌良くなる。
「――ランを余り苛めるなよ……」
二人のやり取りを半ば呆れながら見守るクラレンスが、蛇に睨まれたカエルさん状態なランパートに助け船を出してやる。
怯えた表情でいた赤毛青年は、助けてくれとばかりにクラレンスの方へにじにじと移動していった。
「苛めてるつもりはないんだけどね。――八つ当たりしただけ」
一見、穏やかで王子様的な風貌の綺麗に整った顔立ちの青年は、三人で最も業深い。
血気盛んで感情で動きやすいランパートや、独特の感性で他者を切り捨てる物言いのクラレンスと比べて、人当たりも良く口も巧い世渡り上手なアレン。
だが、――内に籠もり積もる一方の負の感情は、彼に特殊な性質を与えたのだ。
「それじゃ、今からでもカシスさんに連絡をしておくから。
さっき言った通り、今後の方針が決まるまでマスターとの接触は避けること。いいかな?」
「へ〜…い」
「了解」
そうして、とりあえず三人の青年の話し合いはお開きとなったのだった。
**************************************************
クリームソースでよく煮込んだ季節の野菜と海の幸。それをこぶりのオーブン皿に流し込んで、上から粉チーズをよく振りかける。
予め温めておいたオーブンに皿を並べて、時間設定まで終えた処で、電話が鳴った。
「?」
濡れた手を布巾で拭いながら、呼び鈴の方へ急ぐ。
受話器を取り上げると同時に、傍にあった煙草を取り出して指先に挟み込んだ。
「ああ――俺だ」
一連の所作が、いやに絵になる男――、
「……………」
カシス・ブラッド。
「………ルージェのトコのツバメか?」
相手が回線の向こうで息を呑む気配が伝わる。その動揺の具合で、見えない向こう側の人物を察し、カシスは億劫そうに言い当てた。
「……カシスさん、ですよね?」
声が戸惑っているのが分かる。
「ああ、そうだ」
応えながら煙草を口に運び、そのまま空いた手で火を点ける。安物の煙は、喉に焼け付く感触がまたいいのだと、一人でカシスはにやりと笑んだ。
「――申し訳ありません、少し…驚いてしまって。
アレンですけど、マスターの事でご相談したい事が……」
「……問題でもあるのか?」
ゆらゆらと燻る紫煙を深紅の眼差しで追いながら、カシスは問いかけた。
「――問題というなら、現状が大問題ですよ」
「そりゃそうだな」
「………」
電話の向こう側で、険しい顔つきで翡翠の双眸の青年が居るのが簡単に想像出来る。誠実さを微塵も感じさせない対応に、怒りを覚えていることは明らかだ。
だが、己の分をわきまえ、あくまでアレンは理路整然と事を進めた。
「……ご相談なのですが、…昔のマスターの事について。貴方が知り得る限りで構いませんので、教えていただけませんか」
「ルージェの過去? なんでまた…」
「詳しい事情については後ほど、…構いませんか?」
「………」
暫しの沈黙、そして、カシスは一言。
「――お前等、今から全員揃ってコッチに来れるか?」
そう、返した。
「え。今から――ですか?」
木造の家に馴染んでいる古い柱時計を見遣って、アレンは戸惑うように尋ねた。時刻は夕刻。出来れば、マスターの食事の用意までしておきたい。昼間はあのまま部屋に籠もり眠ってしまったので、今日一日何も口にしてないことになる。
その旨をカシスに伝えると、小刻みな笑い声が受話器を通して返ってきた。
「……なんですか?」
やや憮然とするアレンに、燃え立つような眼差しの男は声に笑いを滲ませたまま、
「やーめとけ、今のアイツにどれだけ甲斐甲斐しく世話焼いても、うっとおしがられるのがオチだぜ。
用意した食事なんて手ェつけないンじゃねーのか」
「どういう意味です?」
「『詳しい事情は後ほど』ってな、とりあえずルージェの世話はいいから、お前等俺ン家に来い。メシくらい出してやるからよ」
「……わかりました。」
物言いを真似された事に嫌悪にも似た苛立ちを覚えつつも、アレンは冷静に応え、
「半時ほどでそちらに着くと思います、――では、失礼」
静かに受話器を置いたのだった。
**************************************************
(……暗いな)
闇の中、半覚醒のまま美貌の人形師は目にしたままを思う。
手元の時計を見遣れば19時少し前。上体をゆっくりと起こせば、頭の傷が響いた。
「………ッ、」
痛々しい白の包帯の上から傷口を押さえる。
(……喉、渇いたな…水と、何か果物でも)
スリッパを履くと、ルージェは暗がりの中手探りで一階まで降りていった。
屋敷はいやに静かで、人の気配がしない。まだ晩方で例の青年達も起きていておかしくない時間帯だが、階下に光は灯されていなかった。
(……? もう寝たのか?)
あの、――自分の恋人だとか言うふざけた連中。
見てくれがよいのだからつまらない悪ふざけなどせずに、適当な遊び相手でも掴まえてくればよいものを。
「………、ッ…」
居間の電気を点けると同時に、強烈な光に眩んで痛みが促される。
小さく呻いてその場に蹲り、苦痛の滲んだ息を吐いた。
と――、
「……マスター…?」
寝ぼけた声で、呼ばれる。
「! マスターッ!!」
その後、切羽詰まった様子で駆け寄ってくる気配。
「マスターッ、……痛む? 大丈夫かよッ…?」
そっと肩に手を掛け、抱き留めるような動作。
しかし無常にも、マスターの口から放たれたのは『拒絶』の二文字であった。
「……放せ」
軽く、突き放すようにしてランパートの腕から逃れるマスターの強情さに、流石に遠慮を知らぬ性格の赤毛の青年も、琥珀の瞳を困惑に染めた。
壁に支えを貰いながら立ち上がる館の主は、そのまま自力でソファの上に。辛そうに横になると、瞼を下ろした。
(……ど、どうしたらいいんだよっ。
アレン〜〜ッ、クラレンスゥ〜〜〜ッ!! 早く帰ってきてくれよ〜〜!)
その間、ランパートと言えば、心配そうにソファの近くをウロウロするばかり。まるで大きな飼い犬が主人を心配して周囲をグルグル回っているようだ。
形(なり)ばかり大きな子ども。もしくは――、
(………いぬ……)
痛む頭と霞む思考でそんな感想を浮かべたルージェは、何故だか先程の己の邪険な態度に後悔の念を抱いた。
(……本気で、………心配してるんだよな…? ……コイツ……)
名を、――何と言っただろうか。
「…ランパート…」
「ッ!!」
途端、切なさと愛しさと秘め、驚愕に見開かれる琥珀の双眸。
「……こっちに、…おいで…」
「マ、スター?」
どくん、と、心臓が跳ね上がる。
同時にカーッと頬が熱くなるのを感じて、赤毛の大型犬は、怖々主人の元へと近付いた。すると、癖の強い毛並みを優しく撫でられて、すっかりご満悦状態。ぱたぱた、ふさふさ、在るはずのない尻尾が左右に振れている。
「マスター…、気持ちイイ」
愛しい人が横になるソファの縁に顎を乗せ、待てをいいつけられた犬のように大人しくしていたランパートだったが、渇いた心に滲みいる優しいマスターの声と手つきに、勝手に体が動いてしまっていた。
そっと、熱い吐息をつく口唇を奪って。
茫洋としたままの視線を浚って。
再び、今度は些か深く、舌を絡ませる接吻を。
「……ん・……はふっ…」
恍惚の表情で濡れ堕ちてゆくマスターの姿に満足気にするランパート。今や、感情パラメーターの尻尾はエンジン全開で振り千切れんばかり。
「ん、…ラン・パート…ぉ…、………痛ッ…」
舌っ足らずに名を呼ばれて更に鼓動を早めた不埒なわんこ。けれど、その後痛みに声を詰めるマスターに、ぎょっと目を剥いた。
「マスターっ、ごめっ…頭痛いよな?」
狼狽する赤毛の青年に、焦点の定まらぬ瞳を向けるマスター。
「……だいじょ…」
そっと、触れようと手を伸ばして――、
「その呼び方は止めてくれ」
ひやりと、背中に冷水を浴びせられた衝撃を受けた。
中途まで伸ばされた指先が、弱々しくソファに横たわる麗人の肩に届くか届かないかの距離を保ったまま、握りしめられた。
「……マスター……」
傷ついた顔。
「…その呼び方は不快だ。何度も言わせるな」
けれど、ランパートと視線を合わせようとしないルージェに、赤毛のわんこの表情など知れるはずもない。
言葉に多分に含まれる棘を隠そうともせず、ランパートへと投げつける。
愛しき『マスター』余りの豹変ぶりに、琥珀の眼差しに困惑を滲ませ呆然とする青年は
心を抉られ、過去を掻き回され、想い出を壊される、その哀しみに。
想いは限界を越え堰を切り、その場に膝をつき小さく嗚咽を繰り返しながら……泣き出してしまった。
「………? …………。」
流石にバツが悪くなったのか、細かく両肩を震わせ漏れる微かな嗚咽すら噛み殺そうと耐えてる赤毛の青年の姿に、罪悪感のような、後ろめたさを感じるルージェ。
おそらく背丈などの体格だけで言えば、この目の前でしゃくりを上げる青年の方が上。なのに、まるで幼い子どもに意地悪をして泣かせてしまったような錯覚を覚える。
そもそも、……何故自分はあんな――赤毛小僧を誘い込む真似をしたのだろうか。
理屈ではなく、衝動的に、この胸の中に掻き抱きたいと――。
……思ったのだろうか。
そっと横目で窺えば、やんちゃな印象の青年は、しきりに瞼を擦り上げ涙を振り払っている処だった。
(………………………やっぱりこいつ、いぬだ。)
一瞬、ルージェの脳裏に浮かぶのは『拾って下さい』と書かれたみかん箱と、その中に捨てられた子犬。
はぁっ、と、些か大袈裟に息を吐くと、闇色をした人形師は泣きっ面のわんこの赤い毛並みを、躊躇いがちに撫でてやる。
すると、ぱちくりと、琥珀の双眸を何度も何度も瞬かせてくる。
完全に元気を無くして垂れていた尻尾が、一往復だけぱたりと動いたような。
「……よく分からないけどな……悪かったから。……もう泣くな…」
「…マスター……」
泣き濡れた綺麗な琥珀が優しい声に潤んだ。
けれど、何故かふぃっと視線は一方的に逸らされた。
「………?」
「…わけ、わかんねェ。
突き放したり……急に優しくしたり、………なんなんだよっ」
くしゃっと、顔を歪める。
駆け引きなどという狡猾の極みなど知らぬ、純朴な心根で育った青年は、ただ体当たりの感情をそのままでぶつけて来る。
それが――胸の奥を鋭く貫いた。
「――………ッ、」
心の底から揺さぶられるような感情、沸き上がる想い。
それら全てを、痛みでとしか受け止められぬ未熟で未完成のココロを持て余し、古めかしき館の主は、声を詰まらせ黒曜の眼差しを瞼の奥へ閉じこめるのだった。
**************************************************
前
後
らんぱーとは基本「お兄さん」気質です
生粋の兄だったらアレンだと思うんですが
末っ子が急に弟とかできて
すごく下の子を可愛がる感じですね
甘えるのも甘やかすのも得意です